ポート・GPIO
ボタンやキーのチャタリング対策
ボタンやキーをONにした時でもチャタリングが発生します。ここでのチャタリングは、SWをONにした時の物理的な振動により端子電圧が“H”と“L”を行き来する現象です。
例えばボタンが押された回数をカウントするようなプログラムだった場合、チャタリングにより実際とは異なったカウント数となる場合があります。ここでは2つのチャタリングを防ぐ方法を紹介します。
1つ目にフィルタを入れてチャタリングを防ぐ方法です。これは入力部がヒステリシス特性を持った場合に有効です。
2つ目にマイコンで入力をサンプリングする方法です。外付け回路を使用したくない場合に有効です。サンプリング回路は外部割込みポートなどに搭載されていますので、簡単に使用できます。
下記図は、サンプリングクロックにて3回連続“L”を検出した場合に入力を受け付ける例です。
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