2013年 次世代電力量計「スマートメータ」のBルート無線通信方式として
東京電力株式会社が 「Wi-SUN」を採用

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Wi-SUNとは?
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「Wi-SUN」とはWireless Smart Utility Networkの略で、ガスや電気、水道のメーターに端末機を搭載し無線通信を使って、効率的に検針データを収集する無線通信システムのことです。
「Wi-SUN」ではSub-GHz(サブギガヘルツ)帯と呼ばれる900MHz前後の周波数帯の電波で通信を行い、無線LANなどで利用される2.4GHz帯と比べ、障害物などがあっても電波が届きやすく、他の機器などからの干渉も少ない周波数帯です。
「Wi-SUN」の物理層仕様は「IEEE 802.15.4g」で、通信速度がそれほど速くなく、低消費電力であることが特徴です。 -
Wi-SUN HANとは?
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「Wi-SUN HAN」とは「Home Area Network」の略でWi-SUNアライアンスが、スマートメータや家庭用エネルギー管理システム(HEMS)と、エアコン、照明、太陽光発電システム、蓄電池、燃料電池、給湯器、EV充電器などの家電製品を連携させる「Home Area Network」用として策定した無線規格です。
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Wi-SUN EHANとは?
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「Wi-SUN EHAN」とは「Enhanced HAN」の略でHANの拡張版です。従来のHAN仕様に対して、1 : N通信、中継機能および間欠通信機能などが強化・拡張されています。
- ML7396 評価キットはWi-SUN PHY認証取得、
第1号 CTBU ( Wi-SUN認証のリファレンス的な位置づけ) に採用。
北米、欧州、インド、シンガポールWi-SUN PHY CTBUに
ML7406が採用され業界リード中※ラピステクノロジー調べ