音声合成LSIで音が鳴るメカニズム
・PWM信号
PWM(Pulse Width Modulation)とは、パルス幅を変えることで、スピーカにかけるエネルギーを変化させて音を鳴らす信号です。
パルスとは短時間に急峻な変化をする信号の総称で、デジタル信号も含まれます。パルス幅は“H”パルス幅と“L”パルス幅があり、それらの合計をパルス周期といいます。PWMの最も重要なパラメータとしてデューティ比というものがあり、“H”パルス幅/パルス周期で得られます。
このデューティ比を細かく調整することにより、スピーカなどを細かく制御することができるようになります。PWMはスピーカなどエネルギーを扱うアプリケーションに用いられます。ここについてはマイコン豆知識でも説明しましたね。