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音声合成LSIで音が鳴るメカニズム

      

・サンプリング定理

 デジタルデータでアナログの波形を扱うにはどのような理論が存在するでしょうか?その一つがサンプリング定理です。サンプリング定理とは、元のアナログ波形の最大周波数の2倍を超えた周波数でサンプリングすれば元の波形を再現できるというものです。データとして扱うために連続信号である元のアナログ波形から離散的な信号値であるデジタル信号を取り出すことをサンプリングと言います。そして、サンプリングする周波数をサンプリング周波数と言います。音楽のサンプリング周波数は44.1kHzを採用しております。人間の可聴周波数は20Hz~20kHzと言われていますが、20kHzの音を再現させるために、この周波数を用いているわけですね。

 このサンプリング周波数の1/2の周波数をナイキスト周波数と言い、上記で述べたように再現できる周波数の限界値を示しています。もし、サンプリング周波数とナイキスト周波数に信号が乗った場合どうなるでしょうか?この場合、折り返し現象というものが発生します。折り返し現象とは、ナイキスト周波数を中心として折り返され、可聴領域にノイズ入ってしまうことです。これを折り返しノイズと言います。

  

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